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私は一度、文系の大学へ進学いたしました。学生時代には、将来は人の健康寿命の延伸や、心の豊かさ、精神的な充足につながる仕事に携わりたいと考えるようになりました。そのような中で、整形外科、なかでも予防医学との関わりが深いスポーツ整形の分野に強く惹かれ、医療を通じて人の人生をより良いものにしたいという思いを抱くようになりました。そして、その思いをかたちにするため、医学部への進学を決意いたしました。
医師となってからは整形外科医として、外傷や運動器疾患の診療に真摯に取り組み、日々の臨床に力を尽くしてまいりました。痛みや機能障害に向き合い、患者さまの生活の質を少しでも高めることを目指しながら、目の前のお一人おひとりに誠実に向き合うことを大切にしてまいりました。
その後、がん専門施設において、がん診療に従事する機会を得ました。そこでは、病を治療するということの重みと同時に、患者さまにとってより負担の少ない、より低侵襲な治療のあり方とは何かを深く考えるようになりました。そうした問題意識から、再生医療を学びたいとの思いが強まり、大学院へ進学し、研究にも力を注いでまいりました。
大学院で研究に取り組む間も、臨床の現場に立ち続け、医療とは何か、患者さまにとって本当に望ましい支え方とは何かについて、さまざまな角度から考え続ける日々でした。病気を治すこと、身体機能を改善することはもちろん重要ですが、それだけでは語り尽くせない、その方の人生や暮らし、価値観に寄り添う医療の必要性を、次第に強く意識するようになりました。
そのような中で、私自身にとって非常に大切な身近な人が体調を崩し、大きな病を経験したことが、医療への向き合い方を改めて見つめ直す大きな契機となりました。病院の中だけでは支えきれない時間や思いがあること、そして患者さまやご家族のそばで、日々の生活とともに寄り添う医療の大切さを、身をもって実感いたしました。この経験を通じて、私は訪問診療の道へ進むことを決意いたしました。
在宅医療は、単に病気を管理するための医療ではなく、その方が住み慣れた場所で、その方らしく生きていくことを支える医療であると考えております。当院では、一般的な在宅診療に加え、これまで整形外科医として培ってきた経験を生かし、けがへの対応や外科的処置にも適切に対応してまいります。幅広い視点と実践力をもって、地域の皆さまに安心していただける医療を提供したいと考えております。
お身体のこと、療養生活のこと、今後の過ごし方のことなど、どのようなことでもどうぞご遠慮なくご相談ください。患者さまとご家族のお気持ちに真摯に耳を傾け、信頼していただける医療を誠実に積み重ねてまいります。
地域の皆さまにとって、身近で、安心して頼っていただける存在でありたいと願っております。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
院長 四十物 佑介
| 一橋大学経済学部 卒業 |
| 浜松医科大学医学部 卒業 |
| 同愛記念病院 勤務 |
| 川口工業総合病院 勤務 |
| 東京医科歯科大学病院 勤務 |
| 土浦協同病院 勤務 |
| 多摩北部医療センター 勤務 |
| がん研有明病院 勤務 |
| 東京医科歯科大学大学院 修了 |
| 医学博士 取得 |
資格
日本専門医機構認定 整形外科専門医
日本スポーツ協会公認スポーツドクター
所属学会
日本在宅医療連合学会